
お母さん猫にとって仔猫は何より大切な存在。大好きで、もう可愛くってしょうがない。その愛情は激しすぎて、ときには暴走することも。
ちょっと度を越した愛情表現をして子供に嫌がられることもあります。
仔猫をだっこして毛繕いするお母さん。けっこう激しくないですか?
思いっきり強く抱きしめて、ネコキックまで繰り出してますよ!∑(◎д◎ )//
子供の毛繕いでそこまでする? 明らかに興奮しすぎ。我を忘れているようです。可愛いのはわかりますが、大丈夫なんでしょうか……ちょっとヒヤヒヤします。(-。-;)
舐め方も、グイグイって感じで。さすがに子供も嫌がってるみたい。
痛がってニャーニャーと甲高い声で鳴いて暴れます。
「いたいよ、かーちゃん!」
その声が届いたのか、はっと我に返った母さん猫、子供を解放します。
このときのばつの悪そうな様子! 反省してるみたいでカワイイ♪
いけねえ、やっちゃった、みたいな顔してますよ。σ(^_^;)
申し訳なさそうに子供に近寄り、宥めるように静かな声で鳴きます。
フルルルルー……、というか、クルルルルー……というか、ちょっと文字にしづらい声。なんだか、子供に話しかけているように聞こえませんか?
このときの声を、どうかよく聞いて!
これ、母猫が仔猫に対して使う特有の声音なのです。
子供を落ち着かせるお母さん猫の声
翻訳するとしたら、「よしよし」とか「いい子いい子」って感じになるんでしょうか。子供を呼び寄せるときにも使われるようです。
意外なことに、猫は100種類以上の声を使い分けると云われています。
人間に対しては主に「ニャーン」くらいしか使いませんが、猫同士では豊富なバリエーションがあるのです。
その中でも親が子供に対して使う鳴き方は、子持ちの猫がいなければ聞くことのできない貴重な鳴き方です。
それをこうして聞けるのは嬉しいことですね。(⌒-⌒)長く猫と暮らしている人でもなかなか聞く機会はないです。
貴重な猫の母子の会話です。どうぞお楽しみ下さい。