
自宅警備隊犬のももちゃんと猫の天くんの「愛情物語」です。
ある日、見知らぬネコちゃんが遊びにきてくれました。「お友達になってくれるかなぁ」名前をスーさんと言います。
ももがスーさんを驚かせてしまって、ず~っと謝りたくって探し続けていました。
実は二人に内緒で、スーさんは会いにきてくれてました。散歩にでた黒猫:天くんも足のリードを絡ませながらも
スーさんの事を知っていました「仲良くしてくれるかなぁ」天もスーさんも同じ気持ちでした。
雨の日も・朝早くとも二人に会いにきてくれるスーさんです。
ある日「ついてきて」とスーさん。台風で倒れた竹の橋を渡り天とももに会いにきてくれていたのです!!無事に向こう岸にわたって姿を消したスーさんでした。
「もう~会いにきてくれないかも・・スーさん」
ある日、台風でできた竹の橋がすっかり流されてしまったのです!!川の向こうに住むスーさん。もうスーさんには会えないのでしょうか。
淋しくなった天とももです。「スーさんともう会えないのかなぁ~」「お友達になっておけばよかったね」
二人は毎日・毎日スーさんの事を考えていました。
「スーさん、どうしてるのかな?」「元気でいるのかなぁ。さびしいね」
みて!!みて!!スーさんだよ
そんなある日・・一匹のネコさんが二人の前に現れたのです。そのネコさんは・・スーさんでした!!
「スーさんだ!!スーさんが会いにきてくれたよー!!」「ねぇ、ねぇ~スーさんお友達になってくれる?」
「心配してくれたんだね、ありがとうー。お友達になってくれるの?うれしいなぁ。これからもよろしくね!!」
天ともも・そしてスーさんは「友達」になりました。